豊島区東池袋の歯科/インプラント・入れ歯・ホワイトニング・金属を使わない白い歯に

白いかぶせものについて

 最初にお断りしておきますが、これから書く内容は私見が多く含まれております。
 もちろん保険治療でやってくださいという患者さんには、保険治療で考えうる最良の治療を提供させていただいている自負はあります。
 保険治療でも、10年20年経っても問題がない場合も数多くあります。
 ですが、保険治療が最高の治療だ、と私は考えておりません。
 その点をご了承のうえ、お読みください。

かぶせもの(クラウン)について

 これまで他のページでも書いてきましたが、保険の金属の冠がベストの治療ではありません。
 歯科治療で究極のマテリアルは、ご自分の歯です。こればかりは、再生医学が発展しない限り無理です。
 ですから、ご自分の歯を大切にしてください。
 不幸にも、むし歯により冠(クラウン)を被せなくてはならなくなってしまった場合、銀歯が嫌で白い歯に変える必要が生じた場合、白い歯についていろいろ知りたいというご希望があると思います。
 ここでは、白いかぶせもの(クラウン)について整理してみました。

オールセラミック

 オールセラミックは、100パーセント セラミックでできているかぶせもの(クラウン)です。

適応範囲: 主に前歯と小臼歯に使います。(前から5番目の歯です。)
 歯ぎしり・くいしばりが弱い方は大臼歯まで使う場合もあります。

特徴: 硬さも歯と同じ強さです。
 とてもきれいです。色の再現性に優れています。
 表面がツルツルしていて、いつまでも艶があり、汚れが付きにくく、歯周 病にもかかりにくい材料と思います。
 強化ガラスと考えていただいて良いと思います。

 商品名はe.maxといいます。
http://www.ivoclarvivadent.jp/jp/ips-emax-for-technicians/ips-emax

欠点:歯ぎしりが強い方には適してません。
 歯ぎしりがひどい方は、自分の歯が削れてしまったり、割れてしまったりします。そのような方は、歯と同じ硬さのe.maxで治療すると同じ結果になります。 
 ブリッジは、3本までです。前歯と小臼歯までの範囲までですが、歯ぎしり、食いしばりが強くない方に限ります。

ジルコニア・セラミック

 ジルコニアという、非常に硬い材料で骨組みを作りそのうえにセラミックを盛り上げ焼付ます。

特徴:ジルコニアは、白い物質で人工ダイヤにも使われる物質です。
その表面に、セラミックを盛り付けますので、表面はつるつるで汚れも付きにくく、歯周病にもなりにくい材料と言えます。もちろん、金属を使用していないためアレルギーの心配はありません。
 セラミックを焼き付けるため、色調の調節も可能です。

適応範囲:すべての歯に使えます。設計に無理がない範囲でブリッジにも使えます。

欠点:ジルコニアは、壊れることはありませんが、表面のセラミックが割れてしまうことがあります。ですから、歯ぎしり・食いしばりが強い方には注意が必要です。
 オールセラミックより透明感は劣ります。

フル・ジルコニア

ジルコニア単体で作るクラウンです。

特徴:人工ダイヤで作られているクラウンですので、まず壊れません。
 表面もツルツルに仕上げられます。汚れが付きにくく、歯周病にもなりにくです。ジルコニアの塊から機械で削り出します。

適応範囲:臼歯部のみ。歯ぎしりが強い方も大丈夫です。

欠点:ジルコニアの塊(ブロック)を削りだして作りますが、そのブロック自体の色の種類があまりないため、ご自分の歯と色を合わせるのが難しいです。白っぽくなる傾向があります。透明感はオールセラミックより劣ります。
 ですから前歯には、使えません。
 あと長期的にみると冠自体が壊れることはありませんが、冠が接着している歯に負担がかかる可能性があります。つまり、歯ぎしりやくいしばりが強いと歯根が割れてしまったり、歯周病が増悪してしまう可能性も秘めています。かみ合う相手の歯にダメージを与える可能性があります。(それは金属冠でも言えることですが・・・)
 また硬すぎるため、撤去するような事態になったとき大変時間がかかります。

メタルボンド・クラウン(陶材焼付冠・クラッシッククラウン)

金属の骨組みの上にセラミックを盛り上げ、焼き付けることによって作ります。

特徴:昔からあるセラミッククラウンです。
 技工士さんの手がかかる工程が他のものより多いです。ですので、色の調整は可能です。
 セラミックですので、表面はツルツルしていて、変色や着色はありません。歯周病にもなりにくいと言えます。

適応範囲:すべての歯です。無理がない設計のブリッジは可能です。大型のブリッジの場合、治療回数が多くなります。

欠点:金属の裏打ちがあるため、丈夫ですが透明感はオールセラミックより劣ります。また、使用する金属によりアレルギーの心配もあります。
 歯ぎしりやくいしばりが強い方は割れてしまう可能性があります。

ハイブリット・セラミック

樹脂とセラミックの粉を合わせた材料です。
金属の骨組み(裏打ち)に盛り付ける方法とハイブリットセラミックのみで作る方法の2種類あります。

特徴:色のバリエーションはそれほどありませんが、きれいに作れます。
 最初のうちは表面につやがありますが、経年的につやが無くなります。
 表面もセラミックに比べると顕微鏡レベルで凸凹しているので、汚れが付きやすく不潔になりやすいといえます。

適応範囲:すべての歯で可能です。ブリッジも可能ですが、金属の骨組みが必要です。

欠点:着色や変色が見られます。たばこのヤニとか付きやすいです。
割れます。歯ぎしりやくいしばりの強い方は、ほぼ割れます。
透明感はオールセラミックより劣ります。
 他の材料より、トラブルが多いため現在、当院での取り扱いを中止しております。

レジン前装冠(前歯の保険のクラウン)

金属の骨組み(裏打ち)にレジン樹脂をくっつけたものです。保険治療で使われます。

特徴:保険で使われるパラジウムを使用します。レジンはあまり色のバリエーションがありません。樹脂なので経年劣化します。表面も最初はつやがありますが、だんだんつやが無くなります。表面が顕微鏡レベルで凸凹しているため、汚れが付きやすく不潔になりやすいでしょう。

適応範囲:前歯の前から3本目の犬歯までです。ブリッジも保険治療で決められた範囲で使えます。

欠点:歯ぎしりやくいしばり、硬いものを間違って噛んだりすると欠けます。樹脂なので、着色や変色が見られます。数年で変色してきます。
金属アレルギーの可能性があります。

メタルクラウン(奥歯の保険のクラウン)

パラジウムで作られた保険のかぶせものです。銀歯です。

特徴:保険で作れます。

適応範囲:小臼歯・大臼歯です。保険治療で認められたブリッジです。

欠点:銀歯ですので審美性に劣ります。硬すぎるため、かみ合う相手の歯に経年的にダメージを与えます。金属アレルギーの可能性があります。

ハードジャケットクラウン

保険で作れる、樹脂製の歯です。歯科界でも評価が分かれる歯です。

特徴:樹脂製の歯です。金属は使いません。色は厳密に合わせられず白っぽくなります。

適応範囲:前歯・小臼歯のみです。大臼歯には使えません。ブリッジにも使えません。

欠点:ほかの材料に比べると、壊れる可能性が高いです。歯ぎしり・食いしばりが強い方には、短期間しか持たないかもしれません。着色や変色の可能性もありますが、その前に割れてしまう可能性の方が高いです。
 まれに条件が良い場合、長期間持ちますがメタルクラウンより劣ります。

審美的な順番で並べると・・・

  1. オールセラミック
  2. ジルコニアセラミック
  3. メタルボンドクラウン
  4. ハイブリットセラミッククラウン
  5. ハードジャケットクラウン(保険適応)
  6. レジン前装冠(保険適応)
  7. フルジルコニアクラウン
  8. メタルクラウン(保険適応)

硬さ(壊れにくさ)の順番で並べると・・・

  1. フルジルコニアクラウン
  2. メタルクラウン(保険適応)
  3. ジルコニアセラミック
  4. メタルボンドクラウン
  5. オールセラミック
  6. ハイブリットセラミッククラウン
  7. レジン前装冠(保険適応)
  8. ハードジャケットクラウン(保険適応)

治療の流れ

 神経の治療(根管治療)が行われていてから、冠を作成します。
 何年も前に治療してあり、レントゲン上で病変が認められた場合、根管治療を行ってから、冠を作成します。
 何度も根管治療がされてあり、残っている歯の量が少ない場合、土台の作製が必要になります。歯肉に根っこだけしか残っていないようなケースでは、土台(コア)を技工士さんに作ってもらう必要があります。
 その場合、別途コア代がかかる場合があります。
直接、口の中でコアを作成する場合は、コア代はかかりません。

 土台(コア)がお口の中で作成し、形を整え、型採りをします。
 型採りに際して型採り代がかかります。
 仮歯を作成する場合、仮歯代がかかります。

 1週間から10日ほど製作期間をいただきます。
 
 出来上がったかぶせものを口の中で調整し接着剤でセットし完成です。

価格表

クラウン(差し歯・かぶせもの 単独冠)

  • オールセラミック・ジルコニア・クラウン   129,600円(税込)
  • 陶材焼付冠(メタルボンド・クラウン)    108,000円(税込)
  • e-maxクラウン (前歯・小臼歯のみ)     97,200円(税込)
  • フルジルコニア・クラウン(大臼歯の      81,000円(税込)

型採りの際、型採り代として1歯あたり 2,160円(税込)頂きます。

インプラントの冠は、陶材焼付冠のみとさせていただいております。

ブリッジ(歯がないところの前後の歯を削ってかぶせる方法)

 上記のクラウン代が、ブリッジの本数分かかります。(最低3本から)
 3本ブリッジの場合の値段です。税込価格です。

  • オールセラミック・ジルコニア・ブリッジ      388,800円
  • 陶材焼付ブリッジ(メタルボンド・ブリッジ)    324,000円
  • e.maxブリッジ(前歯・小臼歯のみ)         291,600円
  • フルジルコニア・ブリッジ(小臼歯・大臼歯のみ)   243,000円 

  
 型採り代は、1歯あたり2,160円(税込)(最低4,260円)となります。

 オールセラミックとe-maxのブリッジは、設計に条件があるためご相談ください。

ファイバーコア(土台代)

 過去に根の治療を何度もした場合、歯根のみしか残らない場合があります。その場合、土台を作成しないとかぶせものが作成できません。
 型を採って技工士さんに土台を作らないといけない場合もあります。
 現在、グラスファイバーで土台を作れるようになりました。
 過去は、金属製の土台(コア)が使われておりましたが、噛む力が強かったり、歯ぎしりやくいしばりで土台にストレスがかかり、歯根が割れてしまうことがあります。(歯根破折)
 グラスファイバーの土台は、歯に過剰なストレスが加わっても歯根に優しい材料といえます。
 技工所に作成を依頼する場合、費用がかかります。
(歯の残存量がある場合は、直接口の中で直接土台を作成するため、土台代はいただきません。)

ファイバーコア        8,640円(税込)

       型採りに1本につき 1,080円ほどいただきます。

仮歯代

 歯を削った場合、仮歯を作成しないといけません。
 仮歯をその場で作成した場合 1,080円(1本あたり)いただきます。
 多数歯にわたる場合、かみ合わせに関して仮歯で経過を観察する場合まど長期間にわたり仮歯を装着しなければならない場合、技工士さんに作成を依頼しないといけません。その場合、3,240円(1本あたり)いただきます。
 仮歯が破損した場合、修理代として1,080円ほどいただきます。

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