豊島区東池袋の歯科/インプラント・入れ歯・ホワイトニング・金属を使わない白い歯に

白いつめものについて

 最初にお断りしておきますが、これから書く内容は私見が多く含まれております。
 もちろん保険治療でやってくださいという患者さんには、保険治療で考えうる最良の治療を提供させていただいている自負はあります。
 保険治療でも、10年20年経っても問題がない場合も数多くあります。
 ですが、保険治療が最高の治療だ、と私は考えておりません。
 その点をご了承のうえ、お読みください。

このページはつめもの(インレー)についてです。

画像の説明画像の説明

 つめもの(インレー)は、比較的大きなむし歯で、歯髄(神経)まで進行してない歯の治療に使用されます。
 生きている歯ですので、麻酔を使って形を整えて型採りをします。
技工士さんに模型上でつめもの(インレー)を作ってもらいます。
1週間から10日後に出来上がります。

 

白いつめものについて(保険治療でこうなった)

 保険治療では、奥歯(大臼歯)に白いつめもので治療することはできなくはないのですが、耐久性はありません。

インレー脱離002 編集2

 この患者さんに4年前にレジン充填(白いつめもの)をさせていただきましたが、ご覧のように歯と歯の間の部分が、欠けてしまいました。

 私としては、金属の詰め物は使いたくなかったし、患者さんも金属は嫌とのことでレジン充填を行いましたが、結果としては欠けてしまいました。 
 
 なぜ欠けてしまったのか考えてみましょう。

以下のことが考えられます。

  • 歯と歯の間の部分は、かみ合う反対側の歯のとがった部分がダイレクトに当たってしまう。固い食べ物を食べたことによって、白い樹脂の耐えられる力以上の力が加わり樹脂が割れてしまった。
  • 歯ぎしりや、くいしばりなどの大きな力が毎日毎日加わっていたため、樹脂が耐え切れず割れてしまった。
  • 樹脂が口の中という過酷な環境下におかれて、経年的に劣化して割れてしまった。写真でもレジン樹脂の表面が若干ボソボソになっているのがお分かり頂けると思います。

欠けてしまったから、悪いというわけでもありません。

  • レジン樹脂自体が割れただけで、内部には虫歯の進行が見られなかった。
  • 割れただけなのでレジン樹脂だけの修理だけで、済ませられる。(数分間の治療で終わります。)
  • 歯ぎしりやくいしばりのクセがある事がうかがえられる。

保険の銀色のつめもの方が安全だったでしょうか・・・

 インレーという銀色のつめものの方が丈夫だったかもしれません。

 かといってインレーだから丈夫か?といっても問題もあります。

 保険治療で使用されるパラジウムという金属は、金属アレルギーを引き起こす可能性もありますが、それ以上に歯の詰め物に使用するには、硬過ぎます。

 硬い金属をセメントと呼ばれる接着剤で、歯にくっつます。
この接着剤も年々、新製品が発売されるほど進化し続けていますが、やはり接着力にも絶対は、ありません。

 金属の接着剤も噛む力に耐えられなかったり、歯ぎしりやくいしばりなどの持続的に続く大きな力に耐えられなくなります。

 その結果、接着剤の一部が破壊され、金属と歯の間に隙間ができます。
その隙間に唾液が侵入し、当然むし歯菌も入り込みます。
 その隙間は歯ブラシではそうじできません。

 内部でむし歯が進行し、頑張っていた残りの接着剤も耐えられなくなり、金属の詰め物は、外れてしまいます。
 金属の詰め物自体は壊れることはあまりありません。(まれにありますが・・・)
 ですが歯の内部には、むし歯を作ってしまいます。
 
インレー脱離003 編集

 もちろん虫歯も出来ず、金属がとれたらそのままつけられる場合もありますが、またとれてしまうことが多いです。

(たいてい、インレーがとれて初診で来院された場合、初めてとれてむし歯になっていない場合は接着剤でくっつけますが、数か月するとまたとれたと来院される場合がほとんどです。)

 インレーがとれやすい方は、インレーの形態をとれないように工夫する必要がありますが、その場合また麻酔をして形態修正をして型採りをして作り直しをしなくてはなりません。

 でもパラジウムという金属を使い続ける限り、噛む力に負けて取れてしまうというリスクは避けられないと思われます。

もっといい材料があるのに・・・

 初診でインレーがとれた患者さんにいきなり自費治療を勧めるのは、気が引けるので強くは勧めませんが、もっといい材料があるのにな・・・とという思いはあります。

 ここまでの、流れを整理してみましょう。

  • レジン充填は、白くつめることができるが、噛む力に負けたり経年的に劣化するので、耐久性に問題がある。
  • インレーは金属アレルギーの可能性もあるが、歯の詰め物に使うには硬すぎる。また銀色なので見た目の問題もある。

 理想的な白い材料とは何でしょう?

  • 白くて丈夫であること。
  • 歯と同じぐらいの硬さであること。
  • 経年劣化しにくいものであること。
  • そして、歯の色調にあった美しいものであること。

 10年くらい前には、極端に硬い白い材料や保険材料より丈夫だけど樹脂でできている材料(たまに割れたり、ヤニなど着色しやすい材料)しかなかったのですが、ここ数年患者さんに提供してご好評いただいている材料があります。

e.maxインレーが最良の詰め物と考えております。

画像の説明画像の説明画像の説明

イメージとして、強化ガラスと思ってください。
硬さは、歯の表面のエナメル質とほぼ同じです。
圧縮強さ エナメル質が384Mpaに対しe-maxは400Mpaです。
つまり、かみ合う(接触する)反対側の歯(対合歯)に優しいということになります。歯と同じように磨り減ってくれる理想の材料です。

e-max は着色もしにくく、経年劣化もなく安定しています。
透明感は素晴らしく、変色しませせん。

もちろん、この材料は前歯の冠(クラウン・被せ物)にも使用できます。

e.maxは絶対割れない材料ではありません。
健康な歯も歯ぎしりやくいしばりなどによって欠けることがあるように、e.max も歯と同じ硬さゆえ割れることはあるかもしれません。

 現時点において、ベストな材料であると考えております。
(これは私見です。もっといい材料があるという先生もおられると思いますが、私の経験上の意見とお考えください。)

e.maxインレーの制作日数と費用について

e.maxは、保険外治療となります。
e.maxを2種類ご用意しております。

ひとつは、ハイグレード版。歯の色調,歯の溝のちょっとした着色など細かく歯科技工士さんに心を込めて作ってもらいます。そのため、若干値段が高めです。

もう一つは、ホワイトプロジェクト版。制作過程で機械が活躍するため、値段を安く作ることができます。ただし、歯の色調は16色の色見本から一番近い色を選んで作成します。

ですから、色の厳密さを求める方はハイグレード版をお求めください。それほど、色に厳密さを求められない方は、ホワイトプロジェクト版をお求めください。

ホワイトプロジェクトの詳しい説明は
ホワイトプロジェクト
つめものについて をご覧ください。

費用について

型採りの際、型採り代2,160円かかります。
(ハイグレート版、ホワイトプロジェクト版も共通です。)

e.max ハイグレート版        43,200円(税込) 

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