今日はフッ素入り歯磨き材について書きます。
最近になり、厚労省が1500ppmまでフッ素濃度の上限を拡大しました。
実は、この1500ppmというのが、世界標準の濃度なのです。
世界の先進国の中で、日本だけが虫歯の発生率が高いのは不思議がられていました。
フッ素の濃度に、原因があったのです。
各社でフッ素1450ppmの商品が発売されましたが、まだドラッグストアなどでは販売されていないようです。
ドラッグストアでフッ素入りの歯磨材では、濃度が全然足りません。
イギリスでは、普通に1500ppmの歯磨剤が売られており、ただし書きに「歯ブラシした後、水ですすぐないように」と書かれているようです。
日本の商品には「すすぎは水少量で1回だけ」が良いと書かれています。
これを守ってくださいね。
なお、6歳以下のお子さんには高濃度の歯磨材は使わないようにしてください。
大体が「大人用の味と匂い」なので、嫌がると思いますが…